四国霊場88カ所
この仕組みを考えた人が誰かは知りませんが、
本当に凄いビジネスモデル。
終わりが無い。
誰も対価を求めない。
お客さんは永遠にお金を払ってくれる。
お客さんは誰も文句を言わない。
お客さんは1代で終らない、世代交代する。
こんな無敵商売はありえない。
1から88番まで番号を振ったのが最大の成功要因。
当然番号に入れるかどうかの血で血を洗う戦いが
あったことは間違いない。
各お寺が自由に寺の看板だけで勝負していたら、
早々に終わっていたはず。
1周88か所で終らせず、何度も回る気にさせる
イメージ戦略も素晴らしい。
江戸の昔から、回り方や参拝ルールを文章に残し
ているのも素晴らしい。
全てが盤石。
・
と言う事で、
久しぶりのお遍路手伝い(嫁さんの運転手)。
今日のスタートは室戸岬から。
高知は高速で近くなったとはいえ2.5時間の距離。
例えると、姫路城に行くのと同じ距離。
持ち歩くスタンプ帳に最初のスタンプを押した
のは、私が中学2年生の時。
初めての自転車四国一周。
そんな45年前のスタンプ帳を差し出すと、
「この字、懐かしい」というおばちゃんたちの
話を聞く機会が増えた。
そりゃ最初に文字を書いたのは45年前の人、
目の前の人からすると、2世代前かもしれない。
私自身、前回は息子と自転車で来て以来なので
15年ぶりの景色。
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