クルーズ船事業
電車に無賃乗車し続けて本を読んでいた人が、
電車賃を請求され駅員に文句を言った話。
距離相応のお金を払って下さい、
人としての常識です。
寝過ごして駅を通り過ぎた時、元に戻る料金
が必要なのは当たり前だけど、改札を通らな
いのでお目こぼししてくれているだけ。
よく似た話はいくらでもある。
商業施設は椅子1つに対して時間金額が決ま
っている。コーヒーショップやファミレスで
バカみたいに長い間座っている人はその感覚
が欠落している非常識な人と思えば良い。
占有時間なりに注文することが必要。
それらと全く違う世界が船。
完全に閉鎖空間でお金をとる仕組み。
ジャパネットも参入しているクルーズ船事業。
船という空間にクローズされた老人施設みたい
になっていますが、老人は満足し、商売は成功
しているWinWinの関係。
他人に酷い迷惑をかける非常識人はあまり参加
しないという「お金を払って参加する」という
一つ目の関門がポイント。
途中で止められないというポイントも大きい。
バス旅行とは話が違う。
船員は老人相手ではなく商売として顧客とお付
き合いする。
つまり「老人」として相手される訳ではない。
結果、クルーズ船好きの老人が増えるのは必然。
クルーズ船事業は高齢化社会のおかげで伸びる。
家族がクルーズ船に乗っている間は親族の負担
も減るのでこれまたWinWin。
ジャパネットのおせち料理と、
ジャパネットのクルーズ船は、
九州のDPE屋さんスタートを思うと、
異業種への参入だけど非常に上手い。
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クルーズ船をもう一歩進めて考えてみる。
日本は大型船舶を作る技術は世界屈指。
じゃあ、自衛隊転用を前提とした大型船を作る
場合は補助金をもっと突っ込めば良い。
平和な間は格安で船舶運用ができ、
万が一の場合は自衛隊に転用。
なにせ日本の周りは360°が海。
大型船は決して無駄にならない。
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