ルールは偏差値50
高速道路120km/h区間の追い越し車線を、リミッター
が付いて90km/hしか出せない大型車が走る事がおか
しいという記事。
確かにおかしいが現状は仕方がない部分もある。
そもそもの原因は、
大型車の90km/h(速度リミッター値)をゆうに下回
る80km/h以下でトラックの走行妨害する車なので、
大型車だけが悪いという話ではない。
大型車は一度速度が落ちると速度回復に時間がかかる。
積載荷物の荷崩れ問題もあり加減速は穏やかに行う
必要がある。そして、大型車運転手にとっての速度と
時間は給料そのもの。
そういう現実を理解した上での話としても、
トラックは追い越し車線を走行してはいけない、
3車線以上の場合は右端を走行してはいけない、
どちらも法律で決めて良い時かもしれない。
なにせ問題は、
「駄目な」大型車運転手が増えすぎた。
「駄目な」人の方が増える速度が速い。
学校教育と同じで、成績一番下の子供が対応できる
低いレベルのルールをつくると無茶苦茶になります。
ルールはその集団の偏差値50に合わせて作る物。
少し無理させるくらいで丁度良い。
今の日本の道路は最低限のルールが守れていない
人を守っている。
最低限のルールを守れない人には、
ルールを強制して、
それでもだめなら道路上から排除する。
制限速度が60kn/hだから、
回りの流れを無視して60km/hで走り続ける人が
正しいわけではない。
違反では無いけれど人として正しくない。
他人と共に生きるのが日本人、
曖昧なグレーゾーンこそが人生を豊かにします。
古い田舎の山道を走ると「警笛鳴らせ」の看板が
沢山ありますが、全部鳴らす人が正しい訳がない。
長くてキツイ下り坂、「エンジンブレーキ使え」
という看板の意味が分からない人は、免許返納
しても良いかもしれません。
全てのルールは偏差値50程度の知識前提で、
その知識が無い人は基礎を学ばないと路上に出て
はいけません(本気でそう感じる今日この頃)。
物事をどんどん忘れ開き直る高齢者も酷いが、
全く教育されずにAT運転免許を取得できる今は、
少しオカシイ時代。
ヘタすると、
一番日本語が通じない相手が日本人だったり。
国語力の低下とかでは済ませられない今の状況。
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