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書店に補助金話

経済産業省が大臣直属で
「書店振興プロジェクトチーム」を作り、
全国で減少する書店を補助金で応援するらしい。

まてまて、ちょっとまて。

それは国が税金でやる話ではない。
書店経営者が生き残るために努力して、
生き残れないと判断したら廃業する。
単純にそれだけ。
それが民主主義の基本。

昔々、
クロネコヤマトが本の通販に手を出した時、
それを徹底的に妨害したのは本屋であり、
出版業界大手の流通卸。
そのあげく、
Amazonがやって来て根こそぎさらわれた。
クロネコを虐めた成果は一つも無くなった。
クロネコと共に黒船に戦いを挑めば少し違
う今があったかもしれない。
「クロネコブックサービス」は本屋や卸や
全員の利益につながっていたかもしれない。
その可能性を潰したのは自分達。
なんでそんな閉鎖的業界に税金投入??

最終的に書店は無くなる。
残るのは古本屋と図書館とWeb通販。
それは誰が考えてもわかる未来なのに、
そこに税金を突っ込む理由が全く分からない。

結局のところ本屋は学校教科書の利権業界。
教科書も最終的には電子書籍化されるので、
本屋に未来は無い。
本以外で商売を考えるのが経営者。
時代の変化で消え去る商売は多い。

まとめると、
経済産業大臣の発想がおかしいという結論。

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