「ファンキーでがっしり」
今日のFM愛媛、
「ハーレーダビッドソンに乗っている人はファンキーだ」
「ハーレーダビッドソンに乗っている人は、
がっしりした人が多い。」
この「ファンキー」は難しい。
この「がっしり」は難しい。
funkyはfunkの形容詞。
funk=悪臭
米国ハーレー暴走族グループの古い映画を観ると、
古いハーレー乗りは間違いなく全員臭い。
圧倒的に臭い。
風呂に入らないのは当たり前の話で、
革ジャンを汚して新人に着させる儀式とか、映画でも
気持ちが悪くなるレベルで不潔なハーレー界隈。
「Easy Rider 1969」あたりの映画を観ている人間には、
funkは容易に想像できるはず。
無理でしょ、あれは。
たぶんゴミ箱の中よりも臭い。
Funk Musicも「体臭が臭い黒人系の人たちの音楽」と
いう意図もあって出来た差別的用語。
差別的用語だったのに圧倒的に音楽が良かったので、
ノリが良い音楽を高評価する言葉になり、
今のfunkyに繫がった。
その後日本にfunkyという言葉が入って来て、
なぜか、funky=格好良い になった(たぶん)
今のハーレー乗りを偏見目線で表現すると、
「若者の多くは不健康なほど細く」て、
「高齢者の多くは不健康な肥満」。
現代日本のハーレー乗りは比較的高齢者集団が多いから、
相対的に肥満が多いのだけど、
肥満では表現が良くないから「がっしりした」と形容。
ラジオ放送の言葉選びは非常に難しい。
「ファンキーでがっしり」になれば、日本では誉め言葉。
ラジオを聞いているだけなのに、
言葉の変化についていけない自分に気が付く。
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