最新作は最良だけど失敗作もある
1980年のサイクルスポーツ誌の広告。
当時最新鋭で動力負荷が最小だった自転車用
発電機の広告。
見た目だけは画期的新製品。
当時の発電機としてはブランド品の軽い発電
機の倍以上の値段だったにも関わらず、
アッと言う間に壊れてゴミになった。
良いと思ったのに、、(中学生の私の浅知恵)
冷静に考えると、前輪後輪の水や泥をまとめ
て正面に受け止める場所に発電機を置くのは
無理がある、と「壊れた後で理解した」
・
自転車にしても、車にしても、
過去の残念だったアイデアを約100年分積み
重ねた成功の成果が今の形なので、
歴史を知らずしての素人改良は、
もれなく改悪になるのがあたりまえ。
失敗しないと(経験しないと)分からないとか、
自分でやってみないと信じられないという話は、
お金と時間に余裕がある人がすれば良い。
まとめると、
どんな物も最新が最良だけど、
最新には一定数の失敗作も含まれる。
なので、古いけれど成功した品を買うマーケッ
トが出来上がるのは必然。
最近の謎は「明らかに失敗作だった二輪車や
四輪車」だけのマーケットが存在すること。
それは金で苦労を買う世界。
苦労を金で買って、
苦労を楽しむのが最高の贅沢趣味時間。
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