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自由は危険とセット

スズキは好きだけど、
四輪車はジムニーとアルト47万円以外に興味はない。
そんな偏見目線で新型スペーシアの衝突安全試験を見た。

新型スペーシアと言えば、何も変わっていないようにしか
見えない新型ですが、何故か側面衝突試験結果と助手席安全
性能が向上。

と思ったら、
先代と衝突試験基準が変わっていました。
試験結果の点数だけ見たら分からない話。

1. 側面衝突試験は衝突台車の重さと衝突位置が変わった。
  先代 950kg
  新型 1300kg
  衝突速度、台車の衝突面積は同じ。
  それで点数が同じなら良くなってると言う事だと思いきや、
  衝突中心位置基準点が250mm後方にズレたので、
  背高ワゴンなのに車両転倒せずに回転した。

2. フルラップ前面衝突試験の助手席得点が上がったのは、
  先代 男性ダミー人形 大きくて重い
  新型 女性ダミー人形 軽くて小さい
  という主なる違い。

何も変わっていないと言うと失礼だけど、
何も変わっていないのがスズキの車。
それが良い。
それがスズキ。
軽四は安く作れ。
軽四を使うのは自己責任。
それがアルト47万円の企業理念。

軽四の後部座席に子供を座らせて使う時は、
「周りにも注意して安全運転しましょう」ということ。
「軽四しか買えないのに」と安全性に文句を言う人は、
黙って公共交通機関を利用しましょう。

車を使う事で手に入るものは、自由と危険のセット。
二輪車は車より自由だからもっと危険なのは当たり前。

「自由」は危険
「面白い」は危険

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