相性の本質
全国的に見れば、
キンモクセイの香りと言えば、トイレの香り。
戦前の建物を使っている家をみると、縁側を回っ
た先のトイレの外に、キンモクセイの木がある。
これはお約束。
昭和時代の古い学校も同じパターン。
昔の汲み取り式トイレと、
キンモクセイの臭い(匂いではない)がリンクするので、
トイレ=臭く=暗く=キンモクセイの臭い。
ところが、
新居浜市民の場合、
キンモクセイの香り=秋祭り に関連付けられる。
一年の始まりとも思えるレベルで待ち遠しい匂い(臭い
ではない)に自動変換されているから面白い。
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ところで、
臭い(匂い)の記憶が消えないのは何故だろう。
忘れている事でも、臭いをきっかけにして思い出す
ものは多い。
覚えないといけない事を覚えられないのに、
どうでも良い臭いが忘れられないのは何故だろう。
記憶というのは不思議な仕組み。
臭いというのは本能に結びつくものかもしれない。
良く相性という言葉で表現されるとても曖昧な感情、
あれって実は
「匂いが好きかどうか」
「臭いが許容できるかどうか」かもしれません。
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コメント
>記憶というのは不思議な仕組み。
>臭いというのは本能に結びつくものかもしれない。
何かで見かけたのが、危機感知の意味合いで悪臭もつい嗅いでしまうという
本能が人間にある、といった話し。
臭いと記憶は反射で結びつかないと危ない事があるので、多分正しい?
投稿: GO | 2024年6月20日 (木) 14:02
臭いを覚えるのは生存本能?
嗅いではないけないのに、
臭いを嗅いで失敗するのは、
仕方がないことなのか。
人間は謎が多い。
投稿: 高橋@works | 2024年6月21日 (金) 12:17