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フロンクス

スズキのインド生産新型車「フロンクス」が秋発売、
浜松駅で実車展示と提灯記事書いてくれる人たちに
試乗機会を提供。スズキが伊豆のサイクルスポーツ
センターで試乗会開催って聞いたことが無い。

以下雑感。
インド税制都合で決まった寸法が素晴らしい。
全長4000をわずかに切って、
高さはタワーパーキング1550をクリア。
エンジンは1.5Lでマイルドハイブリッド。
サイドブレーキは電動になっているので、渋滞停止
対応の全車速ACC。
変速機は安心の6速AT。
ここまでは素晴らしい。

気になる点は、4WD車の主なる構造。
ホンダのアレとかダイハツのソレや、
名ばかりのアレだったら呆然とするところ、
「ビスカス」という駄目な匂い。

全ての道具で一番重要なポイントは構造。
駄目な構造の車は、何をどう調整しても駄目。
昭和50年代から変わらずジムニーが良いのは、
設計思想が正しいから。

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平成元年生まれのNAロードスターが生き残れたのは、
2人乗りの安い5ナンバーオープンカー、
4輪ダブルウィッシュボーンで、
縦置きエンジンの後輪駆動だったから。
もし、1つでも機器構成を落としていたら今は無い。
良い構造は正当に評価される。

今のランクル300が駄目なのは、
ランクル80(後期型MTガソリン)を頂点としてみると、
明らかに操作の自由度が劣っているから。
但し、下手でもそこそこ走れる性能は向上。
世間がそれを望んだと言う事。
ランクル80で十分遊んだ私の場合、
今のランクル300に興味がわかない。

と言う事で、
スズキのフロンクスがエスクードを彷彿とさせる
非の打ちどころが無い良い寸法で登場するのに、
4WDの構造がビスカスだと惜しすぎる。
とは言え、安いのに売れなかったら、
キザシの様に日本中の警察車両に・・という最終手段。

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