お遍路ジムニー改善
2006年式18年10万kmジムニー足回りリフレッシュ内容。
サスペンションブッシュ類やステアリングギヤボックス、
ステアリングシャフトの球面ジョイントは前回車検時に交換済み。
その時にJB64WのスプリングとJB64Wのショックアブソーバー
を流用したのがそもそもの失敗。純正を過信しすぎました。
と言う事で交換。
1. ショックアブソーバー
KYBのSRスペシャル(HLSバルブタイプ)
バルブ構造は新しいが、減衰力調整機能は無い。
JB23W全型式 1台分セット 品番: MC-14561414
2. スプリング
スズキスポーツ(モンスタースポーツ)の20mmUPのバネに交換。
純正のフロント1.9kgf/mm リア2.33kg/mmに対して、
フロント 2.6kgf/mm リア 2.4kgf/mmにアップ。
3. フロントのアライメントはトーイン2mmに調整。
今までは0mmで調整していましたがちょい内に入れた。
4. 新車時から無交換のフロントスタビライザーのリンクと
ブッシュを純正新品に交換。
修理後、四国の高速道路+高知の遍路道を走った個人的感覚。
0km/h~80km/hは極上。
間違いなく新車のJB64Wジムニーより良い。
90km/hを超えるとショックアブソーバーの減衰力が足りな
いと感じ始めて、100km/hで個人的限界に到達。
車両条件は普通体形の大人2名前席乗車でリアは手荷物だけ。
後部座席に人を乗せたり、荷物を積んだらリアの減衰力が
明らかに足りない。
と言う事を踏まえると、
室内に荷物を沢山積む人にはSRスペシャルでは足りません。
ルーフラックを使う人はSRスペシャルでは足りません。
KONIヘビートラックとかモンローとかビルシュタインを
勧めます。
・
ATジムニーの話に戻る。
一般道でのステアリングレスポンスが直接的になったので、
運転が楽になった(フロントのバネレートを上げた効果)。
トーイン付けたのでステアリングの戻りは悪くなったけど
気にならない、直進性が良くなった効果の方が大きい。
トーイン付けたことで増えるフロントタイヤ摩耗問題は、
タイヤ摩耗限度よりも使用年数限度が早いので問題なし。
40km/h以下でギャップ超えると前後に揺すられていたのも
マシになった。これはショックアブソーバーのおかげ。ショ
ートホイールベースで重心が高いジムニーだと思うと極上。
今どきの軽背高ワゴンより良い。
フロントのスタビライザーを強化するかどうかは、後日
じっくり林道走ってから改めて考える。舗装道路だけの
ジムニーならスタビ強化は安定方向。
私の場合はちょっと微妙。
ゆっくり舗装なし路面を考えるとスタビライザーは不要。
<総括>
JB23Wのスプリングを捨て、JB64Wのスプリングを捨て、
モンスタースポーツのスプリングを採用したのが良かった。
たぶんバネレートがほぼ同じクスコのバネでも同じような
感じにできたと思う。
クスコを選ばなかったのは車高微調整用のネジ座があった
から。将来錆びたり音が出たりする原因を増やしたくなか
ったのでモンスタースポーツにした。
モンスタースポーツのバネ+KYBニューSRはバランス良し。
これはJB23W純正車高の人全員にお勧めできる組み合わせ。
20mm以下の車高変化なのでラテラルロッド交換やブレー
キホース交換も不要。
バネとショックだけで完了するお安い改善。
残りはリアLSDとブレーキの強化。
18年目の改善は(ほぼ修理だけど)終わりが見えない。
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