心の準備
膀胱がんと言えば、ハリウッドでの映画撮影を優先
して死ぬことになった松田優作さんが有名。
「力尽きた」と見出しで表現された小倉智昭さんは
状況が違う。
膀胱がんが見つかった時、
「漢を捨てるのは嫌だ(意訳)」と言う事で、
全摘オペを一度断った。
結局2年後に全摘オペをした。
2年間がんを温存した価値があったのか、
切るならすぐに全撤去したほうが良かったのか。
これはもう個人の考え方なので答えはわかりません。
それが寿命にどう影響したのかもわかりません。
さて、自分だとどうなるだろう?
渡哲也さんの様に直ぐに袋をぶら下げる勇気があるだろ
うか?
逸見さんのように生きる可能性が無くなる位臓器を摘出
する手術に同意するだろうか?
つんくさんの様に声を出す商売なのに声帯除去手術に
踏み切れるだろうか?
忌野清志郎さんの様に歌うためにガンを残すだろうか?
心が弱ると宗教に頼る人の気持ちも分からなくもない、
宗教に頼れば自分で答えを出す必要が無い(失礼)
たぶんそういう事なんだろうと理解できる。
日本人の半分がなにかしらのがんになる時代。
常に覚悟を決めておかないと間に合いません。
正しいであろう決断を直ぐに下せるように、
「心の準備」が一番大切だと再確認。
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