過去が良いのか?
二輪販売の話。
カワサキはカワサキプラザ店で販売
ホンダはホンダドリーム店で販売
ヤマハはYSP店で販売
どの会社も自転車さんや街のバイク屋さんで売っていた
ものをディーラー制にして専売化させている。
買う側としては分かりやすく初めての店にも入りやすい。
昭和の50年代の二輪販売店の入りにくさなんて、
今の人には想像できないと思う。
ワイルド7の様な人間が集まっている店もあった(本当)
それを思えば今の傾向は良い。
問題は部品供給ルートまでも制約し始めている点だけど、
それは偽物部品流通を防ぐために仕方がないと理解する
しかありません。
・
さて、スズキさん。
現状スズキはそういう方向性を打ち出してはいない。
映画「3丁目の夕日」の時代と何も変わっていない。
今も近所の自転車屋さんで何でも買える。
近い将来、どこかで専売制に変わる気がしますが、
スズキだから今のままという可能性もゼロではない。
車もバイクも自転車も、
どの店で買うか、
誰から買うか、
誰にメンテナンスしてもらうのか、
多少考えておかないと、個人で修理できない部品が増
えすぎた(仕方がないけど残念な話)。
多少でも自分で出来る事は自分でできる環境を残して
ほしい。
整備不良を減らすには、専売店というディーラー制が
良いのは分かるけど、その店と喧嘩すると二度とその
メーカーのバイクを買えなくなるという話と同意。
それが良いの?
他店で買っても部品が手に入らない。
それで良いの?
だから「旧車の集団」が出来る。
旧車は昭和の技術者1人で何でも修理できる。
今が良いのか、過去が良いのか、
もっとより良い答えがありそうな気がします。
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