ジムニー快適化

お遍路ジムニー快適化計画の続き。

18年無交換(フルードだけは2年毎交換)のブレーキ。
初期制動が緩いのはジムニーの仕様。
それが嫌な人はエスクードのブレーキマスターを流用
していましたが、それも今は廃番で入手不可能。
部品流用が上手なスズキだから、ほかにも使えるものが
あると思うけど、調査不足。

 ・

今回のブレーキメンテナンスは、
ブレーキマスターシリンダーOH、駄目なら交換。
ブレーキホースは純正部品で全部交換。
フロントブレーキキャリパーOH、駄目なら交換。
リアドラムブレーキはブレーキシューを交換。

MTジムニーはディクセルのローターにディクセルの安い
ブレーキパッドで対応しましたが今一つ、ATジムニーは
MTよりも50kg以上重たいのでもっと悪い方向になる。
ブレーキマスターシリンダーが交換出来ないとなると、
キャリパーサイズを上げるしか手が無いけど、ジムニー
用の大型キャリパーはエンドレス製くらいのもの。
ジムニーには二の足を踏む価格。

と言う事で、
フロントのディスクローターとパッドを低温から攻撃性
が高い商品に変えてみて、後日考える。

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JB23Wジムニーの選び方

JB23Wジムニー、
ポン付けタービンとECU書き換えを考えると、
7型以降のMTがとても安上がり。
6型までは何でもできていたのだけど、
さすがに20年以上昔の話になってきたので、
いろいろ部品が無くなった。
今安くて自由なのは7型~10型。
中古ジムニーを買うなら2008年以降です。
 ・
規制でボンネットが高くなったのが9型なので、
7型(2008年)~8型(2009年)が格好良い。
規制で触媒が2つになったのが8型(2009年)
なので、7型(2008年)が現時点で最良。
ボンネット高いデザインが気にならない人は、
9型も10型も大差ない同じ車。

タービンを交換しない、
馬力上げない、
ノーマルで良い。
そんな人ならJB23Wのどれを買っても同じです。
女性1オーナーのようなものを探しましょう。
決して4輪駆動にならないジムニーLを買っては
駄目です(買うのは激安だけど売れない)。

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ジムニーのシフトノブ

ステアリングとシフトノブは手に直接触れるので、
人それぞれ好みがあるのは確か。
好みはあれど、最低限の性能は大切。
シフトノブが緩むと操作ミスの原因になります。

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ジムニーの社外品アルミシフトノブ。

ガタと緩みが収まらないので外してみたら、
樹脂アダプターのネジ山が終了。
シールテープを巻いてどうにかなるレベルではない。

 ・

この形以外の社外品シフトノブでよく見かける形は、
シフトノブの回転方向位置決めを止めねじで止める
タイプがあります。あれは変速シャフトのネジ部に傷
が付くので嫌い。

と言う事で、これはゴミ箱行き。

スズキ純正シフトノブに戻します。
純正部品は良く考えて材質や構造を決めていると感心
します。車が古くなればなるほどそう感じます。
当時物の純正シフトノブは樹脂が加水分解して気持ち
悪いので、アルト用の革巻き部品を注文。

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衣替え(ジムニー)

JB23W-2型にルーフキャリアを装着して夏タイヤに交換。

車重が重たいATには相性が悪かったスチール製の
重たいルーフキャリヤ、MT車ではさほど気にならず。

とは言え、
ルーフキャリヤに物を載せるとルーフレールの強度が足
りなくなるので、これはファッションキャリヤ。
物を載せても寝袋とかタープとかテントとか。

久しぶりにガレージにジムニー2台並ぶ珍しい絵面。
ほんの数年前まで、同じ空間にNAロードスターを3台
いれていたのが嘘みたいに感じる記憶。

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ジムニー内装修理

MTジムニーのエンジン修理(3番イグニッションコイル
が終了)のついでに、激しく傷んだ樹脂内装部品を手配。

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ジムニーの内装は、アルト47万円時代と何も変わらず
樹脂素材表面が弱く、白く劣化して、ボロボロになる。
物が当たると傷がついて消えなくなる。

と言う事で、
26年使ってボロボロになったリアの座席横の樹脂成型
トリムを注文。
トリム、アッシ、リアクオーターロア、ライトとレフト
 @12,900x2
ついでにバックドアの下にだけ付いている内張も手配。
トリム、アッシ、バックドア @7,250x1
これでリアトリム3方は26年ぶりに新車に戻る。

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1999年式の品番で手配すると廃番だったのですが、
2006年式の品番で手配するとOKでした。
部品形状の違いは、側面窓下にロープフック用の穴が
有るか無いか。ロープフックが必要な人は穴を開けれ
ば問題無く使えます。
車体固定のクリップ位置や数や構造に変更無し、
リアシート取付構造にも変更無し。
バックドアトリムは品番違いだけど変更無しで同じ品。

同じものを長く作る事は素晴らしい。
目新しい部品よりも、何時までも使える良く練られた部品
こそが顧客を増やす手段。

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道具は目的の為に

ジムニーノマド登場で今後街乗りジムニーが増える。
覚悟が無い人がジムニーを買うと、文句しか言わない。

先代JB23Wに限らず、ジムニーは真面目なオフロード向き
設計がゆえに、普通の人には文句を言われる車。
そもそもJB23W登場以前のSJ30までは、軽貨物車しか無か
った車、人間を荷物と同じ扱いにしていた車だと言う事を
忘れてはいけません。
JB23Wでようやく人扱いしてくれるようになった。

乗り心地が悪い ・・ 悪路走破性と交換した話
車内空間が狭い ・・ 軽四だから当たりまえ
直進安定性が悪い ・・ 全長が短いから仕方なし
ハンドリングが悪い ・・ キックバックと交換した話
燃費が悪い ・・ 車体が重く軽四だから仕方なし
加速が鈍い ・・ 車体が重く軽四だから仕方なし
安っぽい ・・ 軽四だから当たりまえ、安いし。

ジムニーは「遊ぶための道具」「乗り心地や燃費よりも
悪路走破性を優先」した車だという前提条件を忘れては
いけません。

最近はジムニーで自由自在に遊べる場所は減りましたが、
道なら何処にでも入っていける安心感はジムニーだけ。
最悪延々バックで戻る事も気にならない車。

スズキが作ったジムニーはそういう車。
道具は目的の為に買いましょう。

購入目的がデザインだった場合、
ジムニーに文句を言ってはいけません、
目的外使用は自己責任。

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足りない物に気が付く

LSD投入

変なものが見えるように成ったり、
変な絵を描くようになる薬の話ではなく、
JB23Wジムニーのリアデフを交換してもらいました。

オープンデフ → OS技研のスーパーロックLSD

スズキスポーツ(現モンスタースポーツ)のスプリングで
車高が20mmほど上がって、少しキャスターが立った車が、
純正以上の高速道路安定性を手に入れ、
極低速悪路ヘアピン区間をグイグイ前進できる車に変貌。
とは言え、4ATの車体なのでLowモードでもそれなり。

車が少しだけ思い通り動くようになると、
足りない物と余分な物に気が付きます。
エンジン馬力が足りず、車体重量が余分。

軽くする余地がないのがスズキの特徴なので、
さてどうするか、このままで良しとするか。
しばらく乗ってみてから考えよう。

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ハイリフトジャッキの用途

Jeepの時代は非常に便利な道具だったけど、
ランクル80に乗り換えてからは一度も使った記憶がない、
そのランクルと等価交換したJB23Wが18年目。

そんな使わない道具がハイリフトジャッキ。

今でも輸入して売っていると言う事は、
まだ需要があると言う事だと思うけど、
ハイリフトジャッキを簡単にかけられる車なんて、
もはや日本に存在しない。
ラダーフレーム構造のジムニーとかランクルであれば、
ARBなどのスチール製バンパーに交換すれば使えると
思うけど、それは一部の変態さん。

現実問題、
私は庭木を引き抜くのに便利に使っていますが、
それ以外に用途が無い。
数年に1回使う。
それでも三脚組んでチェーンブロックで引くより簡単
なのだからハイリフトジャッキは偉い。

さて、今買う人たちは何の目的で買うのだろう?
購入目的が気になる道具。

Hilift

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お遍路ジムニー改良印象

ブレーキを交換していない状態でお遍路へ。

タイヤはJB64の純正 指定空気圧1.8kg/cm2のところ2.2kg/cm2
フロントサイドスリップ -3mm
モンスタースポーツ製スプリングで車高約20mm上げ
ショックアブソーバーはカヤバの新型SR

徳島への高速道路行きはガソリン満タン、
帰り道は新居浜IC下りて自宅に到着する寸前に燃料警告灯
が点く位。

もともと車重があるのでガソリン量の影響は全くない。
(バネレートが上がったのでなおさら)
サイドスリップで-3mmでは高速道路安定性は変わらず。
カヤバのSRは100km/hを超えると減衰力が足りないけれど、
日常速度に問題なし。

ジムニーは局地戦闘機なので1日で300km近い移動をする車
じゃないけれど、改善すれば出来ない事も無いという感じ。

JB64を知らないのですが、JB23ジムニーのシートは独特で
「前が少し高い」。全体高さが低ければ問題ないのですが、
高いポジションで且つ前が高い。足が短い私が長距離を走る
と、太もも裏面の圧迫が苦しい。
シート座面高さが低ければ、シートレール後ろ側ボルト部分
にスペーサーを入れれば済むのだけど、上げるのは厳しい。

そういう理由もあって、
クラッチ操作が必要なMTジムニーはスズキKeiワークス純正
レカロシート流用でシート高さを下げて問題を解消済み。
じゃあ、同じことをすれば良いじゃんという話ですが、
既にまともな状態のシートが手に入らない(古すぎて)。
見た目は綺麗でもウレタンの劣化は時間に依存するので、
たぶんどうしようもない。

さてどうしましょうか、という今の状況。

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お遍路ジムニー改善

2006年式18年10万kmジムニー足回りリフレッシュ内容。

サスペンションブッシュ類やステアリングギヤボックス、
ステアリングシャフトの球面ジョイントは前回車検時に交換済み。
その時にJB64WのスプリングとJB64Wのショックアブソーバー
を流用したのがそもそもの失敗。純正を過信しすぎました。

と言う事で交換。

1. ショックアブソーバー
  KYBのSRスペシャル(HLSバルブタイプ)
  バルブ構造は新しいが、減衰力調整機能は無い。
  JB23W全型式 1台分セット 品番: MC-14561414

2. スプリング
  スズキスポーツ(モンスタースポーツ)の20mmUPのバネに交換。
  純正のフロント1.9kgf/mm リア2.33kg/mmに対して、
  フロント 2.6kgf/mm リア 2.4kgf/mmにアップ。

3. フロントのアライメントはトーイン2mmに調整。
  今までは0mmで調整していましたがちょい内に入れた。

4. 新車時から無交換のフロントスタビライザーのリンクと
  ブッシュを純正新品に交換。

修理後、四国の高速道路+高知の遍路道を走った個人的感覚。
0km/h~80km/hは極上。
間違いなく新車のJB64Wジムニーより良い。
90km/hを超えるとショックアブソーバーの減衰力が足りな
いと感じ始めて、100km/hで個人的限界に到達。
車両条件は普通体形の大人2名前席乗車でリアは手荷物だけ。
後部座席に人を乗せたり、荷物を積んだらリアの減衰力が
明らかに足りない。

と言う事を踏まえると、
室内に荷物を沢山積む人にはSRスペシャルでは足りません。
ルーフラックを使う人はSRスペシャルでは足りません。
KONIヘビートラックとかモンローとかビルシュタインを
勧めます。

 ・

ATジムニーの話に戻る。
一般道でのステアリングレスポンスが直接的になったので、
運転が楽になった(フロントのバネレートを上げた効果)。
トーイン付けたのでステアリングの戻りは悪くなったけど
気にならない、直進性が良くなった効果の方が大きい。
トーイン付けたことで増えるフロントタイヤ摩耗問題は、
タイヤ摩耗限度よりも使用年数限度が早いので問題なし。

40km/h以下でギャップ超えると前後に揺すられていたのも
マシになった。これはショックアブソーバーのおかげ。ショ
ートホイールベースで重心が高いジムニーだと思うと極上。
今どきの軽背高ワゴンより良い。

フロントのスタビライザーを強化するかどうかは、後日
じっくり林道走ってから改めて考える。舗装道路だけの
ジムニーならスタビ強化は安定方向。
私の場合はちょっと微妙。
ゆっくり舗装なし路面を考えるとスタビライザーは不要。

<総括>
JB23Wのスプリングを捨て、JB64Wのスプリングを捨て、
モンスタースポーツのスプリングを採用したのが良かった。
たぶんバネレートがほぼ同じクスコのバネでも同じような
感じにできたと思う。
クスコを選ばなかったのは車高微調整用のネジ座があった
から。将来錆びたり音が出たりする原因を増やしたくなか
ったのでモンスタースポーツにした。

モンスタースポーツのバネ+KYBニューSRはバランス良し。

これはJB23W純正車高の人全員にお勧めできる組み合わせ。
20mm以下の車高変化なのでラテラルロッド交換やブレー
キホース交換も不要。
バネとショックだけで完了するお安い改善。

残りはリアLSDとブレーキの強化。
18年目の改善は(ほぼ修理だけど)終わりが見えない。

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